元素記号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
元素記号(げんそきごう、chemical symbol)とは、元素、あるいは原子を表記するために用いられる記号のことであり、原子記号 (atomic symbol) とも呼ばれる[1]。現在は、1、2、ないし3文字のアルファベットが用いられる[2]。
分子の組成をあらわす化学式や、分子の変化を記述する化学反応式などで利用される。
現在使用されている元素記号は1814年にベルセーリウスが考案したものに基づいている[3][4]。ラテン語、英語、ドイツ語の元素名から1文字または2文字をとってつくられている。元素名が確定されていない超ウラン元素については、3文字の系統名が用いられる。
物質の構成要素を記号であらわすことはかつての錬金術においてもおこなわれていた[5]。 化学者ジョン・ドルトンも独自の記号を開発して化学反応を記述していたが[4]、現在はアルファベットでの表記が国際的に使われている。
原子番号や質量数を付記する場合、原子番号は左下に(2He)、質量数は左上に付記する(4He)[6]。
編集 関連項目
編集 脚注
- ^ 飯出良朗 (2002), 化学と物理の基礎の基礎がよくわかる本, 文芸社, p. 115, ISBN 9784835541426
- ^ atomic symbol - IUPAC Gold Book
- ^ Ponomarev, Leonid Ivanovich; 澤見英男 訳 (1996), 量子のさいころ: 量子力学歴史読本, シュプリンガー・ジャパン (published 1996-07), p. 75, ISBN 9784431706960
- ^ a b 村田 2001, p. 36
- ^ 村田 2001, pp. 33-35
- ^ Hahn, Alexander J; 市村宗武 訳; 狩野覚 訳 (2002), 解析入門 Part 2: 微積分と科学, シュプリンガー・ジャパン (published 2002-10), p. 130, ISBN 9784431709541
編集 参考文献
- 村田, 徳治 (2001), 化学はなぜ環境を汚染するのか, 東京: 環境コミュニケーションズ (published 2001-10), ISBN 9784874891377
